肥満症の治療に用いられる有効成分

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ナルトレキソン塩酸塩は、脳の食物摂取を司る領域にある視床下部(食欲中枢)と中脳辺縁系ドーパミン経路(脳内報酬系)の2つの領域に作用することが示唆されており、本薬剤とブプロピオン塩酸塩を含有した医薬品「コントレイブ」は広く肥満症の治療に用いられている。

ブプロピオン塩酸塩は、脳の食物摂取を司る領域にある視床下部(食欲中枢)と中脳辺縁系ドーパミン経路(脳内報酬系)の2つの領域に作用することが示唆されており、本薬剤とナルトレキソン塩酸塩を含有した医薬品「コントレイブ」は広く肥満症の治療に用いられている。

オーリスタット/オルリスタットは食事により摂られた脂肪分を腸で吸収されるよう脂肪を分解する消化酵素「リパーゼ」の働きを阻害する。リパーゼが不活性となることにより、食べ物に含まれる脂肪は脂肪酸やモノグリセリドに分解されるのを防ぎ、余分な脂分30%が吸収されずに体外へ排泄される。

白インゲン豆の抽出成分であるファセオラミンには、炭水化物の吸収を遅らせ阻害する働きがあるとされ、肥満症治療の補助成分としてサプリメントなどに配合される。

ギムネマシルベスタ、通称ギムネマはインドや中国南部、台湾などに分布する植物。インドでは主に糖尿病対策の目的で古くから利用されてきた。糖の吸収抑制や血糖値のコントロールに役立つとされ、今日ではダイエットや生活習慣改善への有用性が注目されている。

チラコイドはほうれん草の葉緑体に含まれる成分。スウェーデンの大学にて研究の結果「食欲ケアに有用」と認められて以来、世界で利用者が急増している。ほうれん草をそのまま食べてもチラコイドは吸収されないため、食欲に対する作用を得るために特殊な製法で抽出されサプリメントなどに配合される。
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