ED治療に用いられる有効成分
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本成分は陰茎の海綿体平滑筋の緊張をゆるめ血流をよくすることで、十分な勃起に導く。心理的要因による"心因性"のもの、神経や血管など体に問題のある"器質性"のもの、あるいは心因性と器質性の"混合型"のいずれにも有効。服用後、約30分から4時間の間に、性的刺激が加わることで効果が発現する。局所に作用するため、性欲を亢進させる働きはない。陰茎の勃起を止める酵素PDE5(ホスホジエステラーゼ タイプ5)を阻害するため、PDE5阻害薬とも呼ばれている。国内外で多くの臨床試験が行われており、症状にもよるがおおよそ70~90%くらいの割合で有効とされている。
本成分の効果はシルデナフィルと同様であるが、効き目がややマイルドである点、効果持続時間が長いなどの特徴をもつ。
本成分はシルデナフィルと同様、PDE5阻害効果をもつ。
うつ病の改善薬として開発されたダポキセチンは、脳内において一度放出されたセロトニンが再び神経線維に吸収されるのを選択的に防ぐ効果がある。セロトニンにより性的興奮を抑えて、ノルアドレナリンの過剰な分泌を抑制することで交感神経の亢進を抑えるため、早漏治療のために用いられるようになった。
メシル酸フェントラミンがα受容体をブロックすることで、海綿体平滑筋を弛緩します。これにより、大量の血液がペニスへと流入しやすい環境を生み出す。本成分は薬効が発揮されるまで、15分程度との報告がある。
トンカットアリはマレーシアなどで古くから使用されてきた伝統的なハーブである。テストステロンを増加させるという報告が多数あることから、精力を高め持続性とスタミナを向上させるために使用される。
体内では一酸化窒素を合成するためにアルギニンが必要となる。一酸化窒素は血管の緊張を緩和し拡張する作用があり、血液の流れをスムーズにする上でとても重要な物質である。アルギニンには動脈硬化、末梢血管疾患、勃起不全の治療効果が期待されることから、医師からアルギニンサプリメントの摂取を勧められるケースもある。
高麗人参はEDの一因である糖尿病、高血圧、老化等の症状改善または防止に効果がある。 肥満等からの糖尿病に対しても有効で、結果的に強精効果が得られることが確認されている。
オギノツメ属の植物であるコキラクシャ(Kokilaksha)は、ED(勃起不全)、精液漏および精神的障害の治療に効果的である。
ベルベットビーンには媚薬作用があり、脳の快感中枢と関係するホルモンの産生をサポートし、また精子減少症を予防する作用がある。
トリビュラスはステロイド性のサポニン化合物を含み、これは体内でデヒドロエピアンドロステロン(DHEA)に変換されて、性欲および勃起力を高める効果がある。
亜鉛は、精子形成や性欲に関与している。亜鉛の不足は精子形成に異常をきたし性欲減退につながる。
血管拡張の効果があることから、イチョウエキスはEDの改善に使用されることがある。
ヨヒンビンはアフリカに自生している植物であるヨヒンベという樹木の樹皮から抽出される成分。 古くからED/勃起不全の薬物として使用され、科学的に立証された根拠があるためナチュラルなED/勃起改善薬といわれている。