筋肉増強に用いられる有効成分
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フルオキシメステロンの男性ホルモン作用は強く、ラットを用いた試験では貯精嚢の重量を増加させその強さはメチルテストステロンの7.5~9.5倍であった。また、男子性腺機能不全の治療、造精機能障害による男子不妊症や男子更年期症の治療にも使用することがある。
経口のタンパク同化ステロイド薬。メテノロン酢酸エステルは男性ホルモンの男性化作用を弱め、タンパク質の合成を促す作用を強めている。また、慢性の腎臓病や、がん・けが・やけどによる著しい体力消耗の改善にも使用される。
経口服用するタイプの中では非常に効果が高い成分。オキシメトロンは強力なタンパク同化ステロイドで、高いアナボリック効果が期待できる。
3-ヒドロキシ-3-メチル酪酸カルシウム水和物(HMB)は、筋肉増強に関して最も大切なBCAA(分岐鎖アミノ酸)であるロイシンの代謝物で、より身体に吸収されやすいという特長があるHMBは、筋肉増強や疲労回復を早める働きがあるとされることからアスリートやボディビルダーなどがサプリメントとして愛用している。
5-アルファ-ヒドロキシ-ラキソゲニンは植物由来でアナボリック作用を有する成分。一酸化窒素(NO)生成やタンパク質の合成を高めることで筋力アップや疲労からの早期回復が期待できる。また、ストレスなどにより過剰に生成されると筋肉にも悪影響を及ぼすコルチゾールを減少させるといわれています。
クレアチン(クレアチン一水和物)は、運動に必要なエネルギーの生成に関わるとされるアミノ酸の一種。摂取ことでワークアウト時のパフォーマンスを維持すると同時に、疲れにくく回復力の高い状態をつくる。運動に必要なエネルギー源となるのが、ATP(アデノシン三リン酸)で、ATPが分解される際にエネルギーが発生しこれが運動に利用される。このため運動を続けるにはATPを再合成する必要があり、クレアチンはATPの再合成に関わるため適量を補うことで運動に利用可能なエネルギーの維持につながる。
アグマチン硫酸塩は「スーパーアルギニン」と呼ばれている。除脂肪筋肉量を増加へと導き、ワークアウト後の早期の疲労ケア、及び一酸化窒素(NO)の生成を増やすことで筋肉のパンプ向上のサポートなどが期待できる。アグマチンにはアルギニンと同じく一酸化窒素(NO)の生産を促して筋肉の血管を拡張させる働きがあるといわれており、筋肉をパンプアップへと導くことで持久力と筋肉の収縮作用をサポートする。また、インシュリンの分泌を促す働きがあるともいわれており、がっしりとした脂肪分の少ない筋肉作りをサポートする。
男性ホルモンであるテストステロンには様々な働きがある。その1つが筋肉および骨格の成長促進作用で、適切な食事と運動のもとで筋肉量の増加を促す。思春期に身長が伸びるのは成長ホルモンと、このテストステロンが関与しているといわれている。